「野々下由香里」「出逢える音季 Ⅲ 2006」『粋・舞・祈り』


2006/07/01 (Sat) 野々下由香里リサイタルシリーズ「出逢える音季2006」『粋・舞・祈り』 @桜木町・みなとみらい「横浜みなとみらいホール5F〜6F・小ホール」。


(14:00-14:40/15:00-15:40_¥3,000-)


リサイタル・シリーズ三年目の最終回。スペイン、フランスときて日本編。伴奏ピアニストは、島田広氏。


Program:
日本の叙情歌曲選

  1. 「早春賦」
  2. 「浜辺の歌」
  3. 「赤とんぼ」*
  4. 「出船」*
  5. 「叱られて」*
  6. 「椰子の実」
  7. 「かやの木山の」
  8. 「この道」
  9. 「ブールーブールー」
  10. 「ブップンルー」
  11. 「ウムプリヤーヤー」
      • intermission:20分
  12. 「江戸子守唄」
  13. 「五木の子守唄」
  14. 「NOSKAI」
  15. 「かきつばた」
  16. 「AIYANの歌」
  17. 「曼朱沙華」*
  18. 「気まぐれ」


19.「舞」  橋本国彦・深尾須磨子  *

    • encore:

20.「誰かが呼んでいるような」(古いスペインの唄)
21.「赤とんぼ」

      • 仔細に見ると、見事な構成のプログラム。私にわかったポイント四つ。「出船」「叱られて」など、民謡のモチーフを換骨奪胎した(ブルジョワ風の価値観から見た)曲の胡散臭さ。
      • 故・伊福部昭作品。『ゴジラ』映画は、ストーリーのメタファーも面白いのだが、実は音楽が大事だったのでは。
      • 山田耕筰のモダンな感覚。
      • まるでモノオペラの様な『舞』。松之木天辺さんに教えてあげたい。知っていると思うけど。女性でなくては無理かなぁ。