「neofest2006」Wプログラム『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』他
2006/07/29 (Sat) 「neofest2006」 @新御茶ノ水・小川町「spaceNEO・neoneo坐」。
Wプログラム (16:00-17:30 ¥500-)
横濱聡子『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』
早春の弘前を舞台にした、淡々としつつも暗い東北の風土、人間模様を描いた劇映画。いい作品だと思う。娘一人、出稼ぎの父一人。東京から連れ帰った若い後妻。同級生の結婚。義理母の妊娠と失踪。ひきこもりらしい同級生の動静など。
人間の意識に沿う、東京の模様を描く、音楽を入れた構成をするなどあれば、イタリアや韓国のリアリズム的映画に匹敵するだろうに。何か土壌が違うのだ。...ちなみに「こっくんぱっちょ」には意味はないという。
中根幸子『カロパスカ』
ギリシァに滞在して、現地の生活者を俳優として使ったドラマ。...はいいんだが、なんで犯罪活劇になっているの。見ていて苦痛。面白くない。期待していたのに残念。
neo賞 最終結果...2006/07/31 (Mon)
- 名執たいすけ『一緒ネ!』...160票。
- 永田純+宮村なな『跡の旋律』...97票。
- 大須賀康之『カブトムシ』...93票。
- 三角みづ紀『東京心中』...93票。
- 大澤未来+岡本和樹『帰郷』...85票。
- 瀬戸口未来『はらわたのはらわた』...81票。
- 葛生賢『吉野葛』...80票。
- 野村英司『和紙の音色』...78票。
- 安里麻里『兵士の物語』...77票。
- 中根幸子『カロパスカ』...75票。
次点:武井杉作『与那国』...73票。
番外:清水浩之『ヘレンケラーは39』...68票。
11/03 (Fri) 頃センバツ開催予定。