「戯曲読みマラソン後続集団」高野竜 連作戯曲集を読む。

岩手山



高野竜 戯曲連作『風土と存在』第1巻 Ⅰ 少年 (書肆宮代 2005/12/31)


『ざりがに盛衰記』


2006/07/30 (Sun) 「第5回 平原演劇祭 2006」〜『ざりがに盛衰記』(みやしろ演劇パーティ) @東武動物公園「宮代町郷土資料館・加藤家住宅」。

幼児の男の子含め8人。主人公のひなこちゃん。思春期前のクリアな人間のパワーがすーっと出てくる感じがとてもいい。人事(学校社会)と自然の霊の間を行ったり来たりする、平原版『ナツノトビラ』。僧侶と用務員さんが出てくるところが心憎い。短編小説的うまさがある。 (角田)


『こい。』


2006/08/06 (Sun)「第5回 平成演劇祭 2006」第ニ部 〜『こい。』(じぶんのはな) @東武動物公園「修進館・中庭」。

葦、エジプト生まれの燕、ワイルドの《幸福の王子》(模作)、サン=テグジュペリかマルローの様な戦時中の航空郵便の物語(《夜間飛行》の翻案だそうです)を、女子中学生二人で。文学作品の一節を巡る考察と感傷、追憶、連想が饒舌に語られた台詞。一人二役の対話、同時二人語り、長い回想、物に扮したり、アングラ的語り続出。それをごく若い役者が苦闘しながら操る。このネジレ感。誰に遠慮することなく全面展開するプログラムが必ずあるのが醍醐味かも。 (角田)


二つの対立する「世界」。その間を生きる、すり抜ける、というイメージ。「飛ぶもの」「留まるもの」。


おじや☆ダンス

ハメルンのうわさ

めだかクラブ

フラスコ太陽

〈土神と狐〉考


2006/11/13 (Mon) 通読。