2007年 第20週。【ボリビア映画。三越と神田祭。花上さん。深夜バス。マラソン応援。雨の盛岡の景観。アンケート実施方法と内容考える。】

だし


ゴールデンウィーク中。吹田の遊園地での女性の死亡事故。被害者中傷誹謗がひどい。可能なんだろうが、全部取り締まったら「1984年」の世界だし。/「野球特待生」もんだい。/アレフ分派「光の輪」ではなく「ひかりの輪」。東北地方唯一の支部仙台市青葉区米ヶ袋にあるそうな。市街からみると東北大片平キャンパスの向こう側だ。/「個人向け国債」売れ行き不振というが、売り出し時期が悪いんじゃないか。/土方巽門下の(こういうキャッチはもう要らないだろうが)鬼才中の鬼才。花上直人さんの公演を見て、食事して、深夜バスに。おそらく深遠な観念の、かみくだき方が、本当に脱帽もの。というか、われわれ観客はそれを表現する事自体、花上さんに任せて良いのだ。オリジナルな事として受け止めて当然の出来事なんだ。/「《第一の敵》上映委員会」:シネマテーク・インディアスの存在と活動を知る。/去年は浅草三社祭り見た。神輿にたくさん付いている鏡に感心した記憶。おっ一応神道してるじゃん。混雑した路地にまともに入ると危ない。すりむけます。/新橋駅地下ホーム。大分以前にも使ったことがあるが、あんまり慣れない。/新小岩の酒屋。客の叔母ちゃんがなにか言ったらしく、オヤジさんがその客をどなりだす。「あんた子供の使いかよ。なんだと思っていやがる。一本じゃウチは配達しないんだよ。」とかなんとか。ここは浅草下町か。でもまあ怒鳴らないとわからねえ人間もいるからね。/JR総武線。水道橋あたりで巨人ファンの独身男三人おしゃべりしている。四ッ谷付近で阪神ファンの家族連れ乗り込んでくる。「うわ、縦縞来ちゃったよ」だのなんだの。本当に子供っぽい。/憲法改正手続き法成立。/会津で母親の首を切り落とした少年出現。言動があまり伝わってこない。/東北学院 泉キャンパス、はしかで閉鎖。

「JRにおける乗客憎悪の文化について」2007/05/09 (Wed) JR留萌線 秩父別駅での事件。まさに乗客のマナーに責任転嫁しているケース。体質的な問題がある。

「仙台細見」「松笠風鈴」は見た。珍しい。風鈴自体のデザインは何時ごろのものだろうか。しかしあの偽の松の枝葉はどうにかならんものか。/「埋木細工」は高価で話にならない。桁が違う。/「台ヶ森焼き」は「連坊小路」の方まで見に行ったが、からっぽのショールームと看板だけで実体は無さそうだ。もう止めておこう。/「五橋」から「むにゃむにゃ通り商店街」を通り「連坊小路交差点」を通過。「法運寺」の土壁は京都みたいな雰囲気がちょっとする。「仙台一高」北側を歩く。道路拡張工事中であり「地下鉄東西線 連坊駅」が出来るらしい。瓦屋根の建物が学校の敷地の中にある。「一高前バス停」。/2007/05/24 (Thu) - 05/25 (Fri) #50 日本糖尿病学会 年次学術集会 @「仙台サンプラザ」他3会場。かなり規模が大きいらしく、仙台市内のホテルは完全に空き部屋が無い状態。同時期、東京から来る社員はラブホテルに案内することに。/流石にラブホは嫌みたいで、再度部屋探し。旅館の反応がいろいろ。忙しいから三分後に電話しろだの(何を考えてるんだか)、空いてるけど若いものに聞かないと分からないだの(はじめから答えるな)、常識はずれの対応いろいろ。...瑞鳳殿の近くのラドン温泉で空き部屋見つける。

「仙台事務所日誌」流通小売業の現場の人間は他の業界の事を知る気が無い。独善的というか、自分たちの論理、思考法を押し付けてくる。印刷物は本来は単価計算しない。訳の分からない手法まで「提案」してくる。オンデマンドとプリントゴッコを混同しているらしい。大本の「紙」を買う気も無いくせに。/会議で使うんだからすぐ仕上げてもってこいだとさ。

「古書」ユージン・オニール《氷人来たる》。英語版も見つからない。初期作品集成というのはあった。/山岸涼子『黒のヘレネー』/都筑道夫『探偵は眠らない』(ホテルディック3)(1991)。/『仮装人物』《夜来る者》。
「新刊」《ローマ劫掠 〜 一五二七年 聖都の悲劇》《人類の聖書 〜 多神教的世界観の探求》『西郷隆盛伝説』...歴史の本であれっと思うものが目に付く。/フランス・コミック版(故クレパックス作品)《O嬢の物語》日本語版。/法師(アベ)・プレヴォー《騎士グリュウマノン・レスコーの物語》(1731)。/マルケス。ダレル。清水邦夫の文庫本(出るのが遅すぎるんじゃないかい)。/《冷血》も新しい訳が出ている。/勝谷誠彦さんの小説。ラジオでの毒舌には首をかしげていたが、こっちはどうかな。

次回以降の読書予定。高野竜戯曲集(とくに『神曲』)。/イェイツ作品集。/ラルフ・エリソン。/ミラン・クンデラ。/《ベルリン・アレクサンダー広場》。/高村薫の近作。/金石範。/金達寿。/ルイ・アラゴン。/フォークナー。/ゾラ。荷風。秋声。/トスカ。マノン・レスコー。南北。/ドストイエフスキー。

こけしの本。『こけし辞典』東京堂出版 1971。/東京こけしの会『こけし手帖』1955創刊。/こけしの会『木花』『こけしの旅』。/清水寛『こけし全工人の栞』書肆ひねや(神田)1996。/『こけし 美と系譜』。/『伝統こけし みちのくの旅』/亀井昭伍 高橋五郎『伝統こけし最新工人録』カメイ記念展示館(仙台)2003。
...天江富弥『こけし這子の話』(1928) が体系的に網羅しようとした最初の本。著者は仙台の実業家。“デク”“ホウコ”“ケシ”等の呼び名が“コケシ”にまとめられるのは、昭和15年。やはり天江富弥氏の提唱による。今の宮城県 鳴子温泉や、遠刈田温泉の土産物が源流とされていたが、最古の記録は、宮城 作並温泉とのこと。岩手の「キナキナ坊」など、明らかに違う系統のものもある。あくまでも子供の為の玩具である。子供の間引き等の裏面史的な解釈、信仰的な事柄は、全部後付けと思われる。
...女性の工人という視点で見ると、若手では、盛岡「五葉社」田山和泉さん。子豚のこけしというか木彫人形がある。秋田湯沢市川連こけし。阿部木の実さん。伝統こけし。などなど。