2008/07/19 (Sat) 筑豊と博多・福岡。

デジャブかんばん


  • 2008/07/19 (Sat)...【空路で福岡入り。筑豊一部見物。博多に戻り坪内さんライブ。】


【仙台駅(08:04)/仙台空港駅(08:27)/チケット発券(08:38)/手荷物(08:45)/朝食(08:57)/検問(09:02)/搭乗開始予定(09:11)/仙台空港離陸予定(09:25)「JAL 3530便」】

    • JAL。予約数を取り過ぎたから、便を遅らせてもいい人には1万円さしあげるので、申し出てください、というのを盛んに放送している。

福岡空港(11:20)/手荷物受取(11:25)/地下鉄福岡空港駅(11:37)/博多「新幹線」(11:45/12:00)/小倉(12:16/36)「1番線 日彦線」】

    • 空港から地下鉄に乗るのに、一旦表に出る。空気のむうっとした感じに驚き。
    • 子供連れ多いか。杖の年寄も多い。通り過ぎるのをみんな待っている。順番待ちおばちゃん悠然としている。文化の違いか。...車窓から、水田さやさや。遠賀川灰色の水満々。山が丸い。
    • ●ストリップ劇場の「A級小倉」場所確認。...モノレールの線路が延びる「南口」の一番西を出てすぐそば。なんとか横丁という暗いガレージの様な飲み屋さんの並ぶ通路のすぐ向こう。明るい塗装でよく目立つ。

    • 小倉駅。風鈴たくさんかかっている。言葉の訛聞かない。無駄口聞えない。「JR九州線」と一括表示してある乗り口。

【小倉(12:36)/[西小倉/南小倉]城野(12:50/13:27/29)/[石田/☆志井公園(大勢降りた)/☆志井(天気雨)/石原町 ※草深くなってくる/呼野/採銅所 ※携帯圏外に/★香春/一本松]田川伊田(14:07)】

    • 雀も良く見ていると結構器用な飛び方をするものだ。「城野」駅で乗り換える模様。...JRで下積みの雑務をやっている若い女の子。...車窓から看板。釜アゲ豚足。日田彦山鉄道。だんだん田んぼ。


    • ●「田川市石炭・歴史博物館」見学。...田川伊田駅のすぐ裏。大きな芝生の公園。遊具施設。煙突二本。野外コンサート会場風になっている。蒸気機関車の貨車。炭鉱労務者住宅の移築見本がある。炎天下、鼓笛隊の練習している。...「山本作兵衛」という、かなり古い世代のアマチュア画家の絵が二階に展示されている。

↓『青春の門筑豊編』に登場する香春岳(かわらだけ)。三つの連峰のうち一つはセメント採取で平らになってしまいました。

    • 炭鉱御三家。貝島。安川。麻生。...「平成ちくほう鉄道」のお洒落な車両に乗る。

【田川伊田(15:15)[下伊田/田川市立病院/ほしい(糒)/上金田(かみかなだ)]/金田(15:30) ★玉突乗換/[人見/赤池/ふれあい生力/市場/中泉/藤棚/あかぢ/南直方御殿口]直方(15:49/16:00)/[新入/筑前植木/鞍手 ☆一面の田んぼ/筑前垣生(ちくぜんはぶ)]中間(16:14)】

    • 「川筋者」みたいな異様な態度の女の子登場。携帯で傍若無人に話す。「ひらきなおっちょった。...精神科のぱーちくりん。...後藤寺の誰やか。」
    • ●「中間」下車。市内一部見物。「遠賀川」眺める。

【中間(17:12)[東水巻]/折尾(17:21/27)「ソニック号」/博多(17:58)/宿(18:11/18)】

    • 折尾駅。レンガと木造が組み合わさった駅舎。コンクリート製の階段の段差がバラバラで皆コケる。可笑しくなる。
    • 列車の中で中田ヒデ絶賛の中学生面の大学生。意識が高いだと。何年前の話題だ。

【宿(18:40)/タクシー乗車(18:49)/「博多リバレイン」(19:00)/「福岡アジア美術館」(19:09/19:33)/「デジャブ」(19:45)】

    • 博多駅のそばの安価なホテルを取ったのだが、これは失敗。福岡では、大阪と同じような感覚で、「天神」とか「川端」の方に泊るところを探すべきだった。駅周辺には帰る時まで用は無いはずだから。...因みに大阪では「大国町」とか「なんば」にしている。
    • 博多座」「博多リバレイン」の一画は、初めての人間にとっては位置が分らなくなる碁盤目の様なつくりで、「あじび」も「百貨店」も、裏側のシャッターを降ろしており、てっきり休みかと思った。ガラス張りの通路の様なところのデスクにいた案内の女性に尋ねて入り口がわかる。
    • 美術館。20:00 まで開いている。誰もいない。国、時代ともに広範囲にまたがった作品の収集と展示。正直いって、あまり魅力のある展示方法とは思わなかった。
    • 博多リバレイン」を出て、横浜の一画に似た感じの、余所余所しい(?)どことなくバタ臭い街並みを歩く。「博多座」を、道路をはさんで向かいの道から見ながら。大勢の観客が階段をぞろぞろ下りてくる。そこを過ぎ、角を曲がると、「冷泉公園」という柵の無い平べったい公園が見えてくる。目的地はその近く。
    • ●「坪内佐智世/森善 Acoustic Night」(20:00-21:00_¥1,500-+¥1,500-+¥2,340-) @博多 中洲川端・呉服町「デジャブ」。博多区店屋町5-3。...※ 申し訳ないことに、森善さん(ギター弾語り)は聞いていません。本来はこういう態度ではダメなんですが、時間的余裕が無かったもので。


    • 「デジャ・ヴ」はライブハウスというより、ピアノのある、ブラジル風軽食を出す「ライブ & レストラン」といったところか。赤坂見附の宇崎竜童さんの「ノヴェンバー・イレブンス(1111)」と同じような考え方の店なんだろう。ただ博多は大きさが本家(?)の半分くらいで料理の値段も手ごろ。
    • 時間ぴったりに、坪内さん、白い浴衣で、前帯を垂らし気味にむすんで、キツネのまんじゅう(?)如意宝珠(?)を描いた提灯を提げて、ドクロの絵が描いてある(編みこんである?)南京袋を持って現れる。...お客は四人。だんだん入ってきて、最後は十人位に。
    • 提灯をいい感じに提げておきたいというので、譜面台かマイクスタンドの足に通して固定。草履を脱いで椅子の下に脱ぎ散らかして。
    • 坪内佐智世 set list
      • 01.「般若心経」(新曲)
      • 02.「水の中」
        • MC
      • 03.「スカボローフェア」
      • 04.「廊下」**
      • 05.「愛の讃歌
        • MC
      • 06.「祝いめでた」...博多祝い唄/公卿唄。


      • ピアノとボーカル。/小柄な女性で、道具立てを工夫して、独特なある種コケティッシュな感じ(博多女気質?)を...演じている。/スピーカーが歌い手と逆の方向に付いていたので、慣れないうちは変な感じがした。/ねばっこい歌い方とファルセットを混ぜて。...これがねえ、「廊下」が良い歌でねえ。ノリノリ。お尻をキュッキュッと椅子の上で動かしながら。/ディープな博多弁。歌 = ウンコ説。/簡単に線引きはできないですが、基本的に、色とりどりの外国の歌やカバーを自分の色に染めて歌えるのはいい歌手です。/音響が途中でバリバリ言い出して、やややりにくそう。ピアノが、昼の熱気をもって、音がおかしくなっていたのが、夜に納まってきたところらしい。
    • 「デジャヴ」後の動き。
    • 「屋台えびちゃん等」「川端のアーケード街」「中洲バー街」見物。
    • 「『ふくはくであい橋』の上のストリート・ミュージシャン」を観察。バラエティがあって感心した。バンド小僧だけではない。ジャンルも年齢層もいろいろ。三味線、ジャズ、ムード歌謡とか。
    • 「中央郵便局」を基点にして、「天神の明治通り/昭和通り」周辺の音楽関連施設見物。
    • 「パブリックスペース 四次元」...福岡市中央区天神4-30-2F ダイエーショッパーズ北東側。オルタナパンク系か。お休み。
    • 「ブードゥーラウンジ」...福岡市中央区天神3-2-13 天神センタービル3F。一帯を“天神親富孝通り”というらしい。携帯で話す与太者然とした連中が数人いて嫌な感じ。
    • 「照和」...福岡市中央区天神2-10-2。有名どころ。デパートの谷間。ガキンチョがたむろしている。ここも嫌な感じ。
    • 「天神ショッピング街」。女の子が群れている。
    • 「市役所わき」屋台。だいたい人がいっぱい。煙がものすごい店もある。...車道脇でよく飲食できるもんだ。
    • 「中洲歓楽街よびこみ」。すすきのではひどかったが、土地により流儀があり、本八戸のドレスをきたキャバ嬢とか、福岡のボーイさんたちとかからは、全く声もかけられない。見物しながらスルー。
    • 「大屋台街」「ぼんプラザホール」。...人出が多い。小屋前。芝居が跳ねた後でも 22:00 頃まで人群れがあり、前で駄弁っている。


【宿(22:54)】...水を浴びて体冷やしグッタリしている。汗でぐっしょりになったポロシャツ、着替えた速乾性?肌着を洗面台で洗う。結局乾かない。

    • ★反省点。
    • 夏に来たこと自体かなりいかれている。
    • 飯塚周辺。筑豊探訪には、ここもはずせない。ボタ山の跡は今やここにしか無い。今回通過するはずなのを短縮してしまった。
    • 上野英信の拠点があった「鞍手町」。駅から見たかぎりでは水田しか見えない。時間かけてバス等を使って奥地に入ってゆかないと何にもわからない。できれば夏は避けたい。
    • 福岡。博多。とにかく中心地区に近いところに拠点が無いと不便でしょうがない。
    • 地元に近いインディーズの音楽。これは住んでみないと、実際は分らないと思う。古本屋も同様。
    • 食べ物。今回は全然わからない。醤油が二種類あるのはわかったけど。
    • 小倉。車窓から見た雰囲気は好み。ほかに行けなかった場所。「ボーダーライン天神店(音盤店)」「シャンハイ・ヌードル・ファクトリー」の劇場。「デカタンデラックス(ライブハウス、クラブか)」。