2011年11月 月間 見た聴いた読んだ。

  • アートスタディーズ 全体シンポジウム #02。(18:30-21:09 ¥500-) @京橋「リクシル銀座」。
    • 刊行物に電子版の年表を付ける。年表の企画内容。事実と厳密さで社会性を形成する。△ 20世紀が見渡せる時代になってきた。ダダが3度繰り返したといえる。ネオダダではシュビッタース。新表現主義ではピカビア。シュミレーショニズムではデュシャンレディメイドが復活した。△ 丹下健三の国粋的な大東亜建設記念コンペ案を発掘。20世紀初頭の建築論。帝冠様式。国粋日本建築。丹下。メタボリズム。通史を振り返る。△ 戦後持ち家政策。スクラップ&ビルドの住宅建築。ハウスメーカーと建築家を育てた。△ 戦前・戦後の連続性。ハルマゲドン的リセットの椹木野衣花森安治大日本帝国プロパガンダ一銭五厘の唄。△ 吉原治良瀧口修造。斉藤義重。三人の連続性。美術家はアウトサイダー横山大観院展の評価。日本美術院の作品は近代絵画なのか。大観と藤田嗣治。エコール・ド・パリは反動。藤田作品は近代絵画といえるか。△ 日本主義の内実。原始、退化主義。美術評論御三家。中原祐介『人間と物質』展のネタ元。カタログ文章が簡素すぎる。東野芳明『1970 8月』展が「もの派」中心作家を集めていた。△「もの派」の起源にまつわる醜聞。60年代は黄金時代か。MoMA の企画で選ばれた日本美術の評論。【休憩】.山田守。日本の美術評論は系譜を無視している。林武・篠原有司男の関係など。日本美術史はどんどん書き直されるべき。△ 実作経験の無い人間が評論を書き、選者になる。素人に判断できる目があるのか。△ 戦後日本で建築に創造性があった。日本の国家は建築などどうでもいいと思っていた。ファシズムの政権とは異なる。正しい戦犯になれなかった。井上章一「国家に対して私をもっと見てといっている建築」。△ 万博と丹下。「大衆化」に晒される。△ 歴史から離脱する、美術史に参入しない美術家。自分勝手に描きたい。MoMAが指令塔だったモダニズムへの反感。退化主義。△ 教育の現場の破綻。無知無能がはびこる。△「アーキテクチャ」。翻訳語。「造家」から「建築」へ。非実体性を抱合。言葉の生産性。コンピューターの世界でメタファーとして使われる。プラットフォームを作っただけではアークテクトではない。それではプランナー。△ ジェフ・クーンズ。風船をブロンズ、ステンレスで抜いたもの。水槽のドッジボール。高額すぎて日本に入ってこない。村上隆の6億円どころではない。レディメード。△ 芸術は二次的なものになってきている。人間の姿勢。見る角度の題になってきている。
  • 「相良裕介」展(アスファルトの表面・結晶化)・「飯嶋桃代 ゴースト・オブ・ドーターズ(毛皮・ボタン・タグ)」展 @浅草橋「マキイマサルファインアーツ」。
  • 門田光雄『Fantasy』展。 @浅草・本所吾妻橋「ギャラリー・二・モード本所」。...紅、テキスト、チャンネル、など。
  • 『松戸アートラインプロジェクト2011』...田島奈保子、アトリエミルクル、コイケジュンコ、安藤早織、結いの会、ほか。 @松戸・西口界隈。
  • 空間再生事業劇団GIGA『山田恵理香の祝祭劇 セカンドシーズン・イェイツ三部作』(13:05-14:32 ¥2,800-) @板橋西口・北池袋「アトリエ・センティオ」。
    • 《窓ガラスに刻まれた言葉》《煉獄》《骨の夢》の三篇。子供を遺すことへの恐怖。女性に触れない。亡霊の世界。現実にヴィジョンが重なる。/ アイリッシュダンスを取り入れた演出。早口を強いる。歌が即興的なのが残念。/ 手島曜、猛者真澄ほか。
  • 劇団自由人(じゆうびと)『ガソリン』(11:20-11:38 ¥0-) 久野那美さんのラジオドラマ。 @加須、朝日バス騎西一丁目「騎西コミュニティセンター(文化会館)」。※#02 騎西文化祭 2011・芸能部門。※展示部門は「生涯学習センター」にて。
    • 福島原発事故被災の双葉町から避難してきた劇団の方二人の芝居。のんびりからっと明るい感じに演出されていた。さすが、というかたくましい。意外だった。





〈見落とした〉:


  • うずめ劇場《エレベーターの鍵》 @参宮橋「レインボーコート参宮橋スタジオ」。 
      • 《2011/11 結》
  • 1.羽音芽美 / 2.陣内マリア / 3.黒崎優 / 4.青山ゆい / 5.篠崎ひめ / 6.鈴木ありす。 @天満「東洋ショー劇場」。
  • 1.広瀬あいみ / 2.空まこと / 3.かんな / 4.木村彩 / 5.吉野サリー / 6.松嶋れいな。 @日ノ出町「浜劇」。
  • 1.綾奏クレハ / 2.矢島愛美 / 3.香坂ゆかり / 4.RiN / 5.豊田沙希。 @船橋「若松劇場」。
  • 1.潤奈 / 2.南かずさ / 3.鈴木りん / 4.五木麗菜 / 5.HIKARU。 @蕨「蕨ミニ劇場」。
  • 関美能留『うお伝説』 @下北沢「ザ・スズナリ」。★ 
    • 山田雅史・京都連続『天使突抜六丁目』 @新宿「Kズシネマ」。
  • 悪い芝居『駄々の塊です』 @王子「王子小劇場」。★ 
  • tpt『袴垂れはどこだ』 @錦糸町曳舟「すみだパークスタジオ」。
  • 鴎座・佐藤信(郭宝崑)《霊戯》 @日暮里「d-倉庫」。
  • 演劇企画JOKO・福田恒存『一族再会』『堅塁奪取』 @池袋「シアターグリーン」。★ 
  • 塚田次実『あかりもり』 @国立「国立ラボ」。
  • テアトル・シネマ + 解体社『ポストヒューマン・シアター』 @森下「森下スタジオ」。 
    • 劇団AND『ばらひまわり』 @札幌・バスセンター前「BLOCH」(-11/15)。★ 劇団AND解散公演。
      • 《2011/11 中》
  • 1.麗ちなみ / 2.桜井ひとみ / 3.神野瑞希 / 4.仁豊 / 5.篠崎ひめ。 @「蕨ミニ劇場」。
  • 1.林里南 / 2.綾泰クレハ / 3.風見渚 / 4.空まこと / 5.香坂ゆかり。 @「仙台ロック」。
  • 1.盃島楓 / 2.小森なな / 3.坂上友香 / 4.華原希 / 5.御幸奈々 / 6.桜井ななみ。 @「TS-MUSIC」。
  • パラドックス定数『戦場晩餐』 @渋谷「スペース・エッジ」(-11/23)。
  • 神品正子・ぼっくすおふぃす『公園にて』 @新宿三丁目「スペース雑遊」(-11/13)。★
      • 《2011/11 頭》
  • 1.秋元みり / 2.葉月凛 / 3.天羽夏月 / 4.永瀬ゆら / 5.翔田真央 / 6.篠崎ひめ。 @「大和ミュージック」。
  • 1景.友坂麗 / 2景.小室りりか / 3景.あすかみみ / 4景.水野美香 /...休憩(10分).../ 5景.桜庭彩 / 6景.吉野サリー / 7景.橘ひなた / 8景.フィナーレ。 @「浅草ロック座」。★
  • 1.星川音々 / 2.浅葱アゲハ / 3.匠悠那 / 4.目黒あいら / 5.若林美保。 @「A級小倉」。



〈しかもワンショット公演だった〉:



    • 久野那美さん新作。C.T.T.OSAKA Trial vol.11 道の階『それは、満月の夜のことでした』。ほか、ユニット「ふわふわのギター」「モットーなかよく」。 @大阪「ウィングフィールド」。★ 
  • ブッキングライブ。野村和孝ほか。 @熊谷「ホシカワカフェ」。
  • 「サッポロコネクション」コルネリ。高橋幾郎。 @高円寺「円盤」。
    • 『きいて、みて、宮澤賢治』一夜目。 @宝塚「市立国際文化センター・小ホール」。...高野竜さん出演。
  • 興文堂書店ライブ「骨まで愛して猪鹿チョ〜」。 @新鹿沼
  • アートスタディーズ 全体シンポジウム #1。 @飯田橋「東京瓦会館・4F 会議室」。
  • 『オッケー!johin's アイカワ祭』 @両国「シアター・カイ」。 
  • 菊池成孔KPOPアナリーゼ。 @原宿「ヴェイカント」。 
    • TBS radio『菊池成孔の粋な夜電波 2nd.season』#30...「少女時代にフラレた日本はうれしいか悲しいか」。...ブラックミュージックの近年の変遷の復習と対米仕様の日本ポップ・コレクション。
  • 蜂蜜劇場『甘い生活』 @国立「アトリエ・ダダ」。★
  • #47 ラカンと美術読書会。《無意識の生成物(下)》+『大正期新興美術運動資料集成』。 @池袋「立教大学」。★
  • 野戦之月海筆子『汎やぽにあ民話 〜 フクビキビクニ譚』 @吉祥寺「井の頭公園ジブリ美術館裏・特設テント劇場」。
  • とりふね舞踏舎『ガンジイオ・ガンジィオーマ 〜 昭和エンカ集』 @新宿「全労済ホール / スペース・ゼロ」。
    • independant vol.147...鹿目ノブ:ノブセミロング novsemilong live。 @福島「アズ・スーン・アズ」。