「香都-Koto-」ついに日本民謡協会が動いた?!?


2006/04/01 (Sat) 日本民謡協会『和風上音(Wa!Fusion)第1回 和洋楽器グループコンテスト』 @内幸町「日比谷公会堂」。


(13:00-17:35/-18:00_¥3,000-)


日比谷公会堂」。古いです。レンガ色がヤバイ。1929年竣工。横浜の施設の方が金がかかっているヨウニミエル。「中野光座」と同じ椅子だ。
伊藤多喜雄&TAKIO BAND」結成は1983年。ヒダノ修一ソロデビューは1990年。パーシャクラブ1994年。吉田兄弟1999年。
80年代には、経緯は知らないが、伊藤氏協会脱退(今は関係修復)まであったのに(ガセか?)、やはり吉田兄弟の成功が引き金になったのだろう。


Guest:

大野敬正 & JK−SOUL(おおの けいしょう あんど じぇいけい そうる)

津軽三味線、キーボード、ドラムス、トロンボーンという編成。

  1. 「?」
  2. 「?」
  3. 「?」
      • 袖からげの和服。柄ものの足袋を履いている。キーボードとのアイコンタクト。


MC:宝井琴調(講談師)、田辺一凛(女流講談師)、和田敏子。


Contest:

  1. 閃雷(せんらい) 「インパクト」  * 
    • 三味線の柴田三兄妹と太鼓。ティーンエイジャーのバンド。なかなか良かった。パフォーマンスも格好いい。from 仙台。
  2. B−鵬(びほう) 「太鼓ばやし」
    • 子供のグループ。美鵬流の家の孫たちか。...本当はコドモの出る幕ではないのだ。
  3. 雅露流(がろる) 「黒田節+越天楽 ファンクアシッドバージョン」
    • 金属製の篳篥。タイム感覚がずれている。皮ジャンにアフロリーゼント?というキャラクターがちょっと。...篳篥の実演では発見あり。「なそり」という雅楽曲は「荒城の月」に似ている。
  4. メテオール 「ソーラー節」
    • コミックバンド。衣装はいいが、あいかわらずセンス無い。「和音」無き後は「浅草KURAWOOD」に出演とか。
  5. GARYU(がりゅう) 「秋田大黒舞」
    • クラッチ音が入る民謡。全然バンドサウンドになっていない。歌い手ガナっているだけで工夫がない。
  6. 鶴家奏英 & 三味線アンサンブル 「かまくらっこ...雪まつり
    • 研究しているのは三味線合奏だけで、アンサンブルという感じではない。
  7. 田豊グループ 「五右衛門」  *
    • 笛と琵琶がリード。ギャル多い。良くできている。笙の豊明日美さんとか、見たこと有る演奏者多い。...向島花町では、昨年おわらを呼んだらしい。情報無かった。
  8. 沙楽 Sharac 「ひららひら」
    • 普通のバンドに三味線がはいっただけではないのか。ロック・ボーカルはまとも。荒俣宏さんの親戚女子らしい(MIKIKO A-LA-MATA)。
  9. TELL ME 「フューじょんがら」  ★
    • 初コンビ。津軽三味線(廣原武美)にドラムス(河中照一)をあわせただけ。シンプル・イズ・ベスト。パンク、ガレージの味わい。
  10. WARAKU & T.C.Groove  「WARAKUダンスビート」 
    • グラウンドビート末期のような楽曲。ダンサーチーム投入。なんといっても垂らし帯の歌手がすごい。★古田佳子(ふるたよしこ)。from 日光 栃木。
  11. 井坂 斗絲幸 社中 「風の詩」
    • 振袖女子多数投入。大人数は迫力あるが、なにもフュージョンしていない。参加資格があるのかどうか。
  12. 男塾 「NIKATA(荷方節)」  *
    • 現代邦楽を齧っている連中。うまい。ジャズ的な要素もある。リーダー(入江要介:尺八)、黒い、スターウォーズの様なコスプレ。プログレの人みたい。らしい。...他、佐藤翔(チェロ)、鮎沢京吾(三味線)

2004/10/23に開始された「おわら風の盆in向島」は、「越中八尾観光協会」からのクレームで、その後の開催されていない。
八尾側のホームページを見ると、非常にピリピリした感じで、コレハまあ、代替わりしないうちは無理でしょう。さわらぬナントカ祟り無しちゅうてねえ。

Guest:

香都-Koto- feat.佐藤英史(尺八)

レギュラー・メンバー:江島ちあき(Vo)、篠崎保(G)、原田博之(B)、菅野吉也(Per)。

  1. 「音戸の舟歌
  2. 津軽じょんがら節」(インスト)
  3. 「北海盆唄」
      • 会場の大きさ。曲数の少なさを考えて、尺八を入れたのかも知れない。本来は、香都-Koto-は「スタジアム」向けの音楽はやっていない。...ちあきさんは、黒いタンクトップの上から白いワンピース。胸のすぐ下でベルトで止めてある。髪に白い花。黒い中ヒールの靴。細いロングネックレスに左右の腕輪。

般若帝國

尺八三重奏団(元永拓、小湊昭尚岩田卓也

  1. 「?」
  2. 津軽山うた」
  3. 「夢の中」
  4. 「ブレスティカルメタルⅡ」
      • 音の厚みがない。無理目なことをやっている。古楽にもリコーダーカルテットがあったが。空腹に染みる。

ヒダノ修一☆スーパー太鼓セッションBAND

オールスターメンバー:ヒダノ修一(Per)、八木のぶお(Har)、高橋ゲタ夫(B)、谷川賢作(P)。

  1. 「鞠と殿様」
  2. 「竹田の子守唄」
    • 現在は、太鼓には、東南アジアの農耕用の水牛の皮が使われているそうだが、楽曲の背景を考えると、意義ある編曲だったかな、と。
  3. 「産婆(サンバ)」


大会実行委員長、小澤祐水氏。副委員長、長谷川柏龍氏、ご挨拶。


※当日は直接結果を聞かなかった。
帰りしな、帰り仕度を終えた「香都-Koto-」メンバー。江島ちあきさん、篠原さんに会釈されてびっくり。


月曜に協会ホームページでチェック。手堅い結果でしょう。
それにしても、安曇野めぐ留、柿崎竹美、沖縄・奄美の人たちを呼んでもおかしくなかったと思います。

グランプリ:男塾。
準グランプリ:閃雷、太田豊グループ。
奨励賞:メテオール、沙楽。
特別賞:WARAKU & T.C.Groove。