「カン・ウニル」韓国映画《弓》

postkard



2006/09/26 (Tue) キム・ギドク《弓》(19:00/19:20-20:55 ¥1,800-+¥700-) @渋谷「Bunkamura 6F ル・シネマ1」。


2006/09/09 (Sat) 東京封切り。
民話、仏教説話的なファンタジー。たぶん男からみた女性性と男の嫉妬が良く描かれている。
...実のところ人間はこの様に端正には暮らしてはいない。“弓”の様に生きれば決して長生きはできない。弦を大きく長く響かせるのはなまなかなことではない。
仏教説話を思わせる、高潔で、人間観察の鋭い作品。それでいて民俗的な文化にも根をおろしている。
なんと、主役の二人は台詞を言うことがない。波音・物音以外は音楽だけのサイレントな作品にしあがっている。
キム・ギドクはスキャンダラスな監督...というのは唯の噂でした。
音楽は、カン・ウニル(カン・ウンニル Kang Eun Il )のヘグムが長く響く。...字幕には、ジョン・スニョン(チョン・スニョン Jeong Soo Nyon )の名前もあったような。
映画の中に登場する、弓矢を改造した楽器はフィクションらしい。演奏は、“口パク”状態だったのだけ残念。



09/26は台風の特異日だそうだが...やっぱり大雨でぐしょぐしょ。20分間の予告編タイムで救われました。約10分遅れ。


予告編で惹かれたもの。


...2006/10/21 (Sat) 映画 キム・ギドク《弓》 @北四番丁「仙台フォーラム」(-10/27)。※仙台では一週間しかやらなかった。