「高麗博物館 文化講座」/谷山浩子+手嶌葵。

2007/02/24 (Sat) 「高麗博物館 文化講座 2006年度 Part.2 最終回」 レクチャー&コンサート。 @西武新宿・新大久保「高麗博物館」新宿区大久保1-12-1(第二韓国広場ビル7F)※ドンキホーテのある一角の東側。


(17:30-18:13/18:15-19:29_¥1,800-)...予約なし。満員札止めのところ、無理をいって入れてもらう。

第一部。

韓国・朝鮮の理解 〜 伝統文化を識る。ジャーナリスト:チジョンカン(池腊官)。...新刊の自著『あのころあの町で』の内容を中心に。


※「朝鮮戦争」ではなく「韓国戦争」と呼んでいる。/最近の韓国は偏った関心で見られている。/宗教には寛容。/日本より複雑な歴史。/日本人はハードはよく知っているが、ソフトが弱い。もの事の裏面を知って欲しい。/「民主化運動」というのは、後からつけられた名前。青年の正義感の発露だった。/この部分は活字にされないかと思っていた。

第二部。

韓国伝統舞踊と音楽 〜 チュム(舞)の魅力に触れる。舞踊家:卞仁子(ピョンインジャ)。

  • 演奏者、踊り手の入場。イントロ的な演奏がある。
  • 《唱(ソリ)》独唱:蠔平舜(ペェピョンスン)
  • 《興》独舞:高賢姫(コーヒョニ)+謡:李奎宗(イーキュジョン)
    • 〈唱夫打令〉...太鼓の演奏もついた華やかな曲。
  • 《平》独舞:林満里(イムマルリ)
    • 〈京畿巫俗サルプリカラック〉より。...一部テープによる。
  • ヘグム演奏。安留奈(アンユナ)
    • 〈山念仏(サンヨンブル)〉
  • 《動》独舞:卞仁子
    • 〈伽揶琴南道サルプリカラック〉...生成りと白の衣装。
  • 《楽》群舞(三人)
    • 〈夢錦浦打令〉
    • 〈陽山道〉
  • アンコール。李奎宗(イーキュジョン)...奄美の人たちみたいに、客席からも呼び込んでみんなで踊る。手の振りもなんとなく似ている。足は違うが。

2007/02/23 (Fri) 「谷山浩子コンサート(ソロツアー2006-2007)」 @仙台広瀬通仙台市民活動サポートセンター・市民活動シアター」


(19:00/19:10-20:15/20:25-21:45_¥5,500-)

  • 「ありふれた恋の歌」
    • お題「ぎゅうたん」。
  • 「銀河通信」
  • 「夢の逆流」
  • 「うさぎ」
  • 「誕生日」
    • 客席からリクエスト募る。
  • 「ただ風のために」
  • お昼寝宮・お散歩宮
  • 「猫曜日」
  • 「テルーの歌」
  • 「岸を離れる日」
  • 「恋するニワトリ」
  • 「真っ暗森の歌」
    • 恋する少年三部作。
  • 「星より近い」
  • 「ボクハキミガスキ」
  • 「電波塔の少年」
    • 昔のファンの為に。
  • 「猫の森には帰れない」
    • アンコール。声優の友人の作品。
  • 「ここにいるよ」
      • 背広の男たちものものしい。鞄の中身チェックされる。グランドピアノ。擬似クラシック風。谷山...のナチュラル・ビブラート・ボイスに、手嶌...のノン・ビブラート・ボイス。谷山さん、ホロビッツとか、ハービー・ハンコックジョニ・ミッチェルがアイドルなんだそうだ。テレビドラマの話が長い。三十年以上のキャリア。70年代のアレンジが特徴的だと思う。
      • 手嶌葵サンについて。《ゲド戦記》の「テルーの歌」と、新曲の「岸を離れる日」の二曲。背の高い地味な顔の女子(19歳)で、黒いニットに黒のドレスワンピースの重ね着。黒髪を引っ詰めにして。一曲目はお腹に手を当てて。二曲目はマイクで。たぶん声帯が細い。息がかすれる様な音が微かに聞こえる不思議な声。二曲目で感情がこもってちょっと泣いていた。福岡から出たことなかったらしい。正統派じゃないが面白い。