2007/05/30 (Wed) エイモス・ギャレット日本巡業(仙台編)
トムス・キャビン。聴かずに死ねるか!シリーズ2。エイモス・ギャレット日本巡業(仙台編) @立町「サテンドール2000」。
(19:00-19:30/19:39-21:16_¥7,000-+¥500-)
オープニングアクト:イソイチ(五十一)。大阪から自費で。
- 「(?)」...スライドギターのインスト。
- 「流れ者」
- 〈(?)〉...カバー。
- 「トラブルトラベル」
- 「縁」
エイモス・ギャレット、岡嶋文、今井忍。
- 〈マイ・ベイビー・シーズ・ア...〉
- 〈ベイビー・プリーズ・ドント・セイ・ノー...〉...パーシー・メイフィールド。
- 〈(?)〉...“トロンボーン・ボイス”
- 〈(?)〉...レイ・チャールズ。
- 〈ムーヴ・オン〉...ジョニー・ハーツマン。
- 〈カクテル〉
- 〈(?)〉...フレディ・キングのマイナー・ラテン・ブルーズ。
- アコースティックギターに変えた。
- 〈レイジー・ボーン〉...マンドリン奏法。
- 〈ホンコン・ブルース〉
- 〈(?)〉...ジミー・ロジャースのベリー・オールド・カントリー・ソング。
- 〈ヤング・ガール〉...チャック・ベリー。
- 〈スメル・オブ・タバコ〉
- 〈(?)〉...T・ボーン・ウォーカー。
- エレクトリックギター(テレキャスター)に変えて。
- 〈スリープ・ウォーク〉
- 〈(?)〉...古い映画音楽。
- 〈ニュー・ワーキン・ブルース〉
- encore。
- 〈(?)〉...パーシー・メイフィールド。
ギターの名手、エイモス・ギャレット。非常に背の高いお年寄り。険しい顔に眼鏡。髪はのこっていなくて、後ろの方で結んでいる。深い粘っこいバリトンボイス。よく話すが、あまり動きはなく、終始うつむいて演奏。...もう席満杯で全く見えなかった。
1930年代から1950年代のアメリカ音楽を横断している。“ファンキー・アヴァロン”の音楽を、いろいろ引っ張ってきている。
あちらでは、あるいはこのジャンルの音楽の世界では、著作権の問題はどうなっているんだろうか。
英語で、細かくは分からないが、一曲一曲につけるコメントが丁寧。
ただ、R&Bというより、ラウンジ・ミュージック、ムード・ミュージックに近いというべきか。
アメリカの、韻を揃えてトークするやり方とか、隠語的な、イナセな感覚。あるいはハリウッド的、ニューヨーカー的な雰囲気への憧れにどっぷり漬かっているタレント、作家氏もたまにいるが、私自身は、アメリカのどこの部分にも大して惹かれない。
しかし、仙台の小金持、小市民の嗜好にあっているのだろう。
けっこうクセのありそうな客層。服装はアメリカの古着だが、楽器も、機材も持ってるぞ、みたいな、傍若無人な毛並みのいい若者グループ。元ニューファミリー。中年カップルだけど、お手手つないで、夜遅くまで出歩いているぞ、みたいな。