2007年 第22週。【仙台雨多くなってくる。梅雨のハシリか。仙台の社員、発注のたび21:00頃まで残業しているのに付き合って(何時間かけてるんだ?)、メモ整理中断している。】

おじぞうさん



緑資源機構」「官製談合」捜査大詰めで現職閣僚含む二人が自殺。人生とか仕事というのはこんなものなのか?/生協で買った「クエン酸」の粉末を、トイレの貯水タンクに入れて掃除するらしい。やってみたら最初黒いドロドロしたものが流れ出てきて驚いた。カビかなにか。/理容店の情報誌がリニューアルして『hitoiki(ヒトイキ)』になった。5月で二冊目。イタリアのブランドの石鹸(サンタ・マリア・ノヴェッラ)とかブラシの記事。一号目は、銀座、日本橋の老舗理容店の紹介。二号目はパリの理容店の記事。...銀座の床屋はそんなに違うのか。/綿パンツ二本受け取り。メーカーは「カノエ」。調べても出てこないが、昔からあるメーカーなんだそうだ。/昔話。研ナオコ主演の連続テレビドラマ(NTV)『私はタフな女』(1981)。殉職警官の未亡人のお話。主題歌「別離の黄昏」も一部では支持された。カルト。/きだみのる「部落」と阿部勤也「世間」。異端?の日本人論。/あやしい女優兼歌手の「奥菜恵」引退? /荒川でウェイクボードをやる人たちはどんな仕事についているか。宅配便とか工事現場作業の人が多いんだそうな。ボートに人を乗せて、喫水線を深くして、大きい波を起こして、右の波から左に飛ぶのが「遊び・競技」の実際なんだそうだ。/春日町石割桜」閉店。韓国料理店に改装中。/さくら野百貨店 仙台店 8F・催事場「アン・リンガード アンティーク・コレクション展(一部展示即売もあり)」+特設ショップ。展示品のほか、商売物は「ガーデン、リビング、キッチン」という分類で展示。レターラック、大きい木箱、椅子はもう売れていた。旅行カバン、ガラス瓶、ごつい瀬戸物の壺など面白い。/三越仙台店 7F・ホール「大江戸・浅草まつり」。知る人ぞ知る「篠原風鈴店」の息子さんが来ていて話す。古い形の面長の風鈴(アヤメが描いてある)と卓上台を購入。さすが東京で商売している人らしいチャキチャキの話し方。赤地に蕪と小判が描いてあるのが古い模様なんだそうだ。博打のオイチョカブの洒落らしい。こっちも小さいがいい音。...「雷おこし本舗常盤堂」さんも出ていたので、早速試食。変わらない味なんだが。出来立てでも食べたんだろうか。他には舟和の芋羊羹もあったし、染太郎の焼きそば、江戸切子(高いのは地のガラスが黄色いみたいだ)、竹細工、駄菓子屋で売るような玩具、等など。チラシによるとトコロテン、カツサンドもあるらしい。やっぱり雰囲気がいい。

「食」「塩竃榮太郎」の「なまどら」。東京の人の口に合わなかった。わたしも「小豆アイスもなか」でも食べていたほうがよかったかなと思った。逆に、越後製菓「ふんわり名人」「きなこ餅」と「ごまだれ餅」が人気なんだよと教えられた。きなこ派とごま派の派閥が出来るほどなんだそうだ。また、昔まずいと思っていた「雷おこし」や「人形焼き」が進化しているそうで、「試食ってしてみるもんだねえ」、と言われた。戻ってみると「仙台三越」で「浅草祭り」が始まっていた。...ちなみに「ふんわり名人」は仙台にはありません。

純米酒」仙台の「勝山公園」という緑深い小公園のそば。上杉町の西友の向かい。「池田酒店」。埼玉の「神亀」があるので見ていたら、眼鏡の親父さんがなかなか愛嬌のある方で、息子さんが作っている酒や、「ここでしか手に入らない」酒を、嫌味無い自慢っぷりでいろいろ見せてくれる。大崎市古川の「寒梅酒造」の「宮寒梅」「岩崎」。会津の妙な名前の清酒いろいろ。/川崎町に移転した造り酒屋の「まるや天賞」。昔の場所(青葉区八幡町、作並街道沿い)には門構えだけがのこって、今は「コープ」になっていた。お酒の「天賞」は、缶に入った形で売られている。童謡作家、こけし等の蒐集家「天江富弥(あまえとみや)」さんは、この家の三男坊だ。



「ラジオ(仙台/首都圏)」05/28 (Mon) TBCラジオの尺合わせの番組を初めて聞く。秋元康のしょうもないラジオドラマと藤本義一の世相放談。タイムスリップしたかと思うほど作りが安い。/仙台のラジオ放送のスポーツネタは片寄っていて、ゴルフのハニカミ王子の事を知らなかった。

「本」「朝日・読売書評」福永信辻原登円朝芝居噺_夫婦幽霊』。《暴力と和解のあいだ》。富岡多恵子『湖の南』。サッコ《パレスチナいそっぷ社。『新左翼の遺産』(読売不活発)。NHKラジオ「ナイトガイド読書で豊かに」旧制中学入試問題集。新藤兼人『作劇術』。マイク・モラスキー《戦後日本のジャズ文化》。
「古本」大熊ワタル『ラフミュージック宣言』(インパクト刊 2001)。日本民謡についての記述。尺八演奏家ほかの「後藤桃水」(宮城)らの事跡。後から西欧化した国特有の歪みが、民謡にも付いて回るのだ。

「仙台細見」「カマ神(カマ男)」という面の木彫をカマドに飾る習慣があった。/仙台のオタク。電車の中で広げたノートいっぱいに鉛筆で女の子のキャラを描いている(コピーを見て引き伸ばして描いているらしい)背広の若い男。眼鏡かけて口が赤い。しかも絵が小学生の女の子レベル(何が気味悪いといって、自分の絵の下手さに気がつかないこと、広がりが無い世界に自足していることが不気味。このジャンルに特有の“構造的な問題”)。朝から痛いぞ。/仙台地下鉄の表示デザインは、「グッドデザイン賞」をとってはいるが、まず目立たない。旭ヶ丘、長町南ではとうとう探せなかった。/仙台東口側。お寺が十数件並んでいる「若林区新寺」町を歩く。本当の緑の遊歩道「新寺小路緑道」。今、丁度、葉っぱの刈り込みシーズン。南の方に行くと先日の「連坊小路」につながっている模様。京都の様な一画。お香の匂いが立ちこめている。そんなに追いかけている訳ではないが「天江富弥」さんのお墓、簡単に見つかる。/仙台駅のイーグルスショップの周りに貼ってあった「野村克也監督」の巨大ポスターを撮影するのを忘れた。