「落日ストリップ」目の四つある台風が去った。星川音々、篠崎ひめを見る。

2007/09/20 (Thu) 瀬戸芯(最後部)/フィナーレ//相馬ルイ/丹沢亜紀/*星川音々/*篠崎ひめ/瀬戸芯。 @「仙台ロック」。楽日。


(18:40-21:20_¥6,000-)


この時期¥6,000-は痛かったし、睡眠不足と残暑がキツくて疲れ気味だったのだが、結局行って良かった。「星川音々(ほしかわ・ねね)」さんという「東洋」の2年目の踊り子さん新発見。「篠崎ひめ」さん新展開。小さい嵐が去ったような印象。

相馬ルイ:「三回目」冒頭。18:50頃。客一斉に帰って、椅子に掛けているのは私だけ。後の方でリボンさん準備中。沖縄方面出身の踊り子さんらしい。フリフリのミニドレスから青いハッピ(「七屋花火店」)、薄物。ベッドは中森明菜松田聖子の曲を歌ったナンバー『瑠璃色の地球』。二人だけみたいな状況になってドギマギ。オープンの賑やかしの曲は、違うテンポものを継ぎ剥ぎした変わったトラック。人懐こいお喋りで人気あるみたい。...※パチスロが趣味で、雑誌に記事も書いているらしい。音楽はパチスロ関係の電子効果音を自分で編集して作っている模様(!)。
丹波亜紀:なにもかもボーッとした感じ。ゴージャスでヘタ。...中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」ブルービートアレンジ。
星川音々:アラビア風のたっぷりした青いパンタロンにターバン。衣装の裾が袖とつながっている。浜崎あゆみの曲(ようやく中森明菜ナイトを脱する)。シースルーの黒いブラウス(?)を鮫のエラみたいに細かく切り裂いたものを下に着ている。途中で薄い生地の黒い上着とハイヒールに履き替え。ヒップホップ系のダンスに、おそらくボディビルのポーズを混ぜたような、独特な振り付け。踏み込み。水着の跡がくっきり出るように日焼けしていて、小柄な女性なのに、腕や背筋、腹筋の筋肉が素晴らしい。...※個人的にこういう笑顔、表情と似た女性を知っている。懐かしいような。縄跳びトレーニングで有名な人らしい。東洋ガサ入れにぶつかった。お気の毒様でした。
篠崎ひめ:椅子とフレンチカンカン風の衣装と黒い帽子。音楽はハードロックに変わった。舞台中を、踊りたくてたまらない、という風に足踏みしてくるくる動き回る。タイトで力いっぱいのゼスチュア的仕草。動作が鋭く、キレがいい。次は短いウェアとパンティだけ。口紅の銀のスティックを小道具にして股間に持ってゆく。...浅草進出がキッカケとなって、取り組みが変わってきた。おそらく自分オリジナルの(小さな?)世界から、外に飛び出したと思う。全然違うことをやりだしている。気力も非常に充実していて、生気、精気がみなぎっている感じ。まだやるか。本気で取り組んでいるわけだ。後には引かないわけだ。オープンの最近恒例のおつゆを指ではじく(?)様な仕草も無茶苦茶面白がってやっている。これは彼女の世界なんだ。もう笑ってしまうしかない。
瀬戸芯:眉がくっきり。目鼻立ち大きく、ゴーギャンの絵の中の人みたいな、ちょっと癖のある顔立ちの女の子で、なぜトリなんだろうと思っていたらアダルトビデオでも仕事をしているらしい。肢体は真っ白できれい。