2009年05月 月間 見た聴いた読んだ(02)。

  • 004. 旧 高野パーテイ、他「高野勝美テューターを送る会『さよならね。』」(13:10-14:05/14:28-15:22/15:30-17:25_¥0-) @取手「取手福祉会館 1F レクリエーション室」。
    • 紫竹あかね。バッハのチェロ曲に詞をつけた「おぼろ月」独唱初演と斉唱練習。
    • 高野パーティ最終メンバー『ざしき童子のはなし』リーディング。
    • 榎本元。ギター弾語りで2曲。※大倉流狂言師
      • 休憩25分。
    • 斎藤智也(ボギリ)+鈴木コウスケ(ex. 時々自動)(口琴/パチカ/トランペット/ホーメイ)他でセッション。
    • 根本コースケ。「ベビー・ピー」で京大吉田寮で初演したばかりの『道が塞がれている』(出演者3人強)を一人で上演。途中で観客から出演者を引込む。...実は登場人物は全員人間ではないことが途中から判って来る。★
    • 近況報告の続き。姉妹関係にある「ねもとパーティ」の紹介。
      • 休憩10分。
    • 谷川雁新実徳英の合唱曲集『白いうた青いうた』より4曲を合唱。「青い花」「自転車で逃げる」「小さな法螺」「ねむの木震ふ」。
    • みやしろ演劇パーティ + 根本コースケ『烏の北斗七星』。...何故か「蒲田行進曲」風の設定で、根本さんが走り回って進行にからみ、混沌とした様相になってくる。
    • 「FOMALHAUT」3人編成Live(8曲)。...「文化祭」「うし」「蓬莱曲」「すみだ川」「あふろでぃしあす?」「羊と葡萄」「サハリン脱走囚」「月舟」。
    • おまけや久三。新作落語『ツェねずみとクンねずみ』。出囃子はFOMALHAUT。
    • バッハ「おぼろ月」全員斉唱。
    • 記念写真撮影。形見分け(読書会で使った本を分ける)。



  • 003. 笛田宇一郎演劇事務所《トライアルE》(19:03-21:14_¥3,000-) @御茶ノ水「フリースペース・カンバス」。
    • 冒頭からしばらくは、外国の劇場で撮影された、俳優だったホームレスの男の映画。劇自体の仮設性を際立たせる役目の映像か。その上映に繋る形で劇が演じられる。「ク・ナウカ」の寺内亜矢子さんに「錦鯉タッタ」の男優氏二人(岩崎健太・山田零)。登場人物が相当紛わしい設定で二役で演じられる(亡霊役という事らしい)。分かり難さを生む設定も、脳内妄想的な色合いを強調する役割なのだろう。ラストにフランスのベルナール=マリ・コルテスからの引用あり。前半話を省略し過ぎた感じで、狂気の場面までは王様が軽薄な間抜けに見える。性的な場面は練れていない。思わせぶりで内向きの妙な劇ではないが、理に落ちてる感じ。
  • 002. Booking Live...(1.minoru)/2.ひまつぶし(vo.g)/3.灯心竹根(とうしん・たけね)(vo.key)/4.ZAKIPPE(vo.g)。(...19:33-21:26_¥1,950-)。 @渋谷「渋谷アピア」。
    • ひまつぶし。...男性。態度の割りには癖の無いアメリカンなフォークソング。「ボブ・ディラン忌野清志郎」なんだそうだ。カバー曲と並べると、やはりオリジナルとは完成度で差を感じる。18:33-19:09。
      • 1.「俺はつむじ風」/2.「真冬の夜明け」/3.「ダークネス」/4.「...になったらおもしろいだろう」/5.「into the music」...たぶんカバーソング/6.「君が僕らに」。
    • 灯心竹根。...女性だが性別不明の外見。多分マイノリティの心情を歌ったラヴソング。また、現代詩にピアノで曲をつけたもの。中年のおばちゃんみたいな甲高い話声に近い細い声量。声が割れている。音にしっかり乗らない。何とも言えない下手な変な感じが、詩の内容と響く。20:13-20:45。
      • 1.「原っぱの(シロツメクサを探すのだ)」/2.〈アスフォーデル。あのうすい緑の花〉(ウィリアム・カーロス・ウィリアムス)/3.「君が毎晩尋ねる私の部屋には何も無い」/4.「きっと」/5.「僕の呼びかけが」/6.「夕闇の大久保通り」。
    • ZAKIPPE。...フォーキーな服装、お洒落。やや面長な女性。ゆったり繰り返すメロディにノンビブラートの声。スタンダードな内容だが、どこかしら切実な響きも感じられる(結婚、妊娠されたそうだ)。20:48-21:26。※2年ぶり位か。最初の数曲の緊張感が顔に出るタイプ。相変わらず高音で声が出きらないなあ。
      • 1.「夢を忘れずに」/2.「夢を見ること」/3.「うたいたいうた」/4.「ライブハウス」/5.「500 マイル」...カバーソング/6.「今日の唄」/7.「汽車にのって」。

  • 001. 05/02 (Sat)...【3回目】1.新見かおる(厚底ブーツの新人さん)(18:00)/2.水月涼(18:15)/Wポラ/3.香坂ゆかり(18:45)/4.矢崎茜(19:05)/Wポラ/5.灘ジュン × 友坂麗“チーム・プレシャス”(19:28)/ポラ(20:07)/オープン。(17:45-/18:00-20:20_¥6,000-+¥3,500-)。 @川崎 南町 政の湯通り「川崎ロック座」。
    • 水月涼」...小泉今日子メドレー。銀の胴部分のつくりがしっかりした白いドレス。指先爪先までビシッと決まった踊り。やや無表情か。ベテランさんらしい。
    • 「香坂ゆかり」...アラビア風の衣装で剣舞。ラメとシースルーのベビードール風衣装。細かい仕草、髪のかき上げ方、下着を爪先で奥に蹴飛す様子、表情など、地味目ながら格好いい。ロケンローな感覚がある。体の線かなり綺麗。★
    • 「矢崎茜」...赤と青のボディスーツ。傘と椅子の道具だて。かなり前に見ている踊り子さん。印象変った。前半ヒップホップ調。後半また変る。振り付け先行か。長澤まさみ風な顔にしている(髪・メイク・表情)。
    • チーム「プレシャス」...二人個別に練習したものを、何回かあわせて上演という形式か。灘ジュンさん、印象変った。ツンツンした「クールビューティー」というよりも、長崎俊一映画監督夫人の「水島かおり」さんの若い頃みたいな顔になってきた。または目付が険しくない長谷川京子、という感じかな。「お人形サン」から、人柄が見えてきた。
      • 1場:修道女。...視界が遮られるのか、友坂さん探り探りの感じ。
      • 2場:フラッパー。...アールデコ・エジプト風金色のアコーディオンケープ(友坂さん)。時代考証的にも凝っている(...関係ないがジャコメッティって意外に流行に敏感だったのかも)。
      • 3場:ボルサリーノ(アンダルシアに憧れて)。...二人で男のスーツ。構成上やや長い。浅草系列だからこそか。
      • 4場:エマニエル夫人。...お揃いの真っ赤なハイヒールに赤い下着。
      • オープン:スクールガール。お喋りしながらという演出。
    • なかなか濃いお客さんも何人かいらっしやって、人間模様も面白かった。