『標準的宇宙論』。
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- 約137億年前【150億年が標準的】、宇宙創生。ビッグバン(時間と空間が爆発の中で生成された)。
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- インフレーション期。*インフレーション理論。宇宙創生後、10のマイナス35乗秒の間に、10のマイナス37秒間事に倍々々の膨張が起きた。
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- 約137億年前【150億年が標準的】、宇宙創生。ビッグバン(時間と空間が爆発の中で生成された)。
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- 約30万年後、摂氏3,000度。原子核と電子の再結合。霧が晴れて光が自由に広がりはじめる(光の残照は化石化し電波となっている)。ビッグバンのこだま。
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- 初期にあった密度の微少な差から、銀河や恒星が誕生していった。
- 《太陽系の観測と把握》
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- ミコワイ・コペルニクス《コメンタリオス》手稿版(1514年頃回覧された)。レティクスの協力で《天球の回転について》出版(1543)。黙殺される。
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- ティコ・ブラーエ《天界》(1588)。
- 《光の研究》
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- 1638年。ガリレオ、光の速度の測定実験を考案。
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- 1675年。オーレ・レーマー、木星の衛星イオの観測記録から、光の速度を概算。
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- 1657年。オットー・フォン・ゲーリケの真空実験ショー。光の伝播媒質の謎。*作業仮説「光エーテル」につながる。
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- ダゲレオタイプ(1839)の観測への導入。
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- 1666年。アイザック・ニュートンの“奇跡の年”。重力法則(万有引力)発見と定義。
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- 《分光器と分光学》。
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- ヨーゼフ・フォン・フラウンフォーファーの基礎研究。
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- 1859年。ロベルト・ブンゼン、グスタフ・キルヒホフの星の分光学研究開始。太陽光のスペクトル分析。
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- 1868年。太陽光分析のデータから、そのころ見つかっていなかったヘリウムの存在を想定。
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- クリストフ・ボイス=バロット、音波のドップラー効果実験。
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- ウィリアムス・ハギンズ、マーガレット・ハギンズ夫妻、シリウスのドップラー偏移測定。星の速度を測定する方法を考案。
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- 1896年。16歳の思考実験。光の速度と観測者のパラドクスについて。ジェイムズ・クラーク・マックスウェル「光は止まらない」。VS ニュートン「光は静止する」。
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- 1915年。アルバート・アインシュタイン〈一般相対性理論〉。三次元 → 時空(四次元)。重力の再解釈理論。
- *物質は空間に曲がり方を教え、時空は物質に動き方を教える。重力は空間・時間の湾曲である。
- 1915年。アルバート・アインシュタイン〈一般相対性理論〉。三次元 → 時空(四次元)。重力の再解釈理論。
- 《ビッグバン理論小史(1922-1992)》。
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- 1917年、アルバート・アインシュタインの宇宙論。*反動的な小細工「宇宙定数」。...別の角度から再評価も。
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- 1927年。聖職者にして物理学者、ジョルジュ・ルメートル、〈ビッグバン・モデル〉提唱。論文〈最初の原子に関する仮説〉。
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- 1929年。論文「銀河系外星雲の距離と視座速度との関係」。
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- 1905年。ラザフォード、ガイガー、マースデンの実験。「原子の太陽系モデル」提唱。陽子-電子-中性子を想定。
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- 1932年。中性子発見。
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- ハンス・ベーテ、太陽エネルギー発生のメカニズムを解説。
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- 1948年。ジョージ・ガモフ、ラルフ・アルファー〈化学元素の起源〉論文。“世界は5分で始まった”。*ビッグバンから現在までの各段階を算出し描き出した。元素存在比の謎に解答をだす。重・希少元素の化合については沈黙。
- *初期の「コンピュータ」を計算に使用。
- 1948年。ジョージ・ガモフ、ラルフ・アルファー〈化学元素の起源〉論文。“世界は5分で始まった”。*ビッグバンから現在までの各段階を算出し描き出した。元素存在比の謎に解答をだす。重・希少元素の化合については沈黙。
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- ラルフ・アルファー、ロバート・ハーマン〈宇宙マイクロ波背景放射・CMB放射〉の存在を予測。
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- 1949年。フレッド・ホイル、ボンディ、ゴールド〈定常宇宙モデル〉提唱。*ビッグバンモデルへのアンチテーゼ。
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- 1963年。クェーサーは若い銀河であることを発見。
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- 1964年。CMB放射発見。*ビッグバンのこだま。
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- 1992年。COBE衛星、CMB放射のゆらぎ解析に成功。*ビッグバンモデルの定説化なる。