『地球史・46億年前〜』。

  • ¶01.『太陽系形成』。
    • 約46億年前。巨大分子雲の収縮・原始太陽が誕生【宇宙創生から数えて3世代目の恒星とされる】。
    • 星間ガスが円盤状の原始太陽系星雲を形成。
    • 100億箇程度の「微惑星」ができる。
    • 衝突による破壊と合体。
  • ¶02.『地球の形成(地球システム:大気・海洋・内部運動・地殻)・月の誕生・生命の誕生(太古代)』。
    • 衝突の衝撃で高温高圧化。マグマオーシャンと原始大気(水蒸気と二酸化炭素など)が形成。冷却の進行により海洋が形成される。
    • 月の起源(ジャイアンインパクト仮説)。...火星程度の「微惑星」が原始地球に衝突し、双方大破。内部物質が一部合体し、飛び散ったものが月を形成した。
      • 約40億年前。これより以前6億年間の地層は地球上には残っていない。調査には他の天体の物質の採取が必要。
    • 隕石・彗星群の重爆撃期。
    • 冷却が内部まで進行。中心核とマントル対流の内部運動開始。プレートテクトニクスプルームテクトニクス
      • ダイナモ作用で発電し電磁波圏を形成→宇宙線からのバリア形成・生命誕生へ。
    • 約40億年前から生命の化学進化は起きていたとされる。
    • 約35億年前の地層から最古の原核微生物シアノバクテリアの微化石(作業仮説:生命の「化学進化」から「原核微生物」の段階へ)。※化石の解釈について論争がある。
    • 作業仮説:太古代の超大陸バールバラ(Vaalbara)。
    • 超大陸ロディニア、アフリカ造山運動。
    • スノーボールアース(全球凍結)。
    • 小天体衝突時代。
    • 多細胞生物が出現。
      • エディアカラ紀の動物群。
      • エネルギー等を効率的に取り込む仕組み。大型化。ボディプランに鏡映対象性がない。
  • ¶05.『カンブリア大爆発・多細胞動物の出現』。
    • バージェス頁岩・澄江動物群。
      • 捕食性動物の出現。弱小動物が殻や刺をまとう。
  • ¶06.『生物大量絶滅事件の謎』。
    • イアペスタ海(旧・大西洋)が、閉じて、また開く。*ウィルソン・サイクル。
    • P/T境界(ペルム紀/三畳紀)間の大絶滅。原因は特定できていない。
      • 超大陸パンゲアでの火山活動か、海水面の低下か、プランクトンの大発生か、天体衝突か(4億8000年前の天体衝突・隕石が降り注いだ時期がある)。
  • ¶07.『恐竜の絶滅・人類の起源』。
    • 3億4000万〜3億6000万年前の前に、両生類→巨大爬虫類→哺乳類型爬虫類、と急激な進化がおこる。
    • 6500万年前、恐竜絶滅(K/T境界)。メキシコのユカタン半島に小天体が衝突。大粉塵による気候変動が決定打とされる。
    • 氷期間氷期(約10万年周期)が、過去40万年間繰り返す。* ミランコビッチ・サイクル。
    • 700万年〜600万年前、猿人の化石。