世界のドキュメンタリー2006 #4「文学者の肖像」
2007/01/06 (Sat) 小川紳介『牧野物語・峠(その2)』(1977)/土本典昭『偲ぶ・中野重治』(1979)/アレクサンドロ・アストリュック《サルトル、自身を語る》(第1部・第2部)(1972-1976)_@京橋「映画美学校」。
(13:00-14:45/14:55-16:35/16:55-18:35_¥30,000-)...※価格は夏までの全上映会通しての値段です。企画者の佐藤真さん、過労のため入院。メールも見てはいけないとか。
蔵王の自然と農民と信仰。真壁仁氏の「峠」詩碑建立。
中野重治の葬儀。参列者の全弔辞。ただこれだけで感動。「猫も杓子も」の挿話も出た。福井の人だったんだ。
サルトル。とりまきにとうとうと自分史を語る(《言葉》をまとめた直後なんだろうが)。高校生時代。ドイツ遊学。捕虜。レジスタンス。
...サンジェルマン・デュ・プレとかアルジェリア紛争とか面白そうなのだったが、サルトル、ボーヴォワールがいい気のバカップルに見えてきて、...あと、約束があったので後半は見なかったです(サルトルって、シュバイツアーの親戚だったんだ)。
...ただ中野重治も大学時代の友人たちとの肖像『むらぎも』を書いている。中野、サルトル。ずらりと並ぶ著書の背表紙。