「ドキュドラマと佐々木昭一郎的なるもの」...元祖ドキュメンタリスト。ロバート・フラハティ。
2007/07/07 (Sat) 「世界のドキュメンタリー 上演と講義 2006」#10(最終回)「ドキュメンタリー映画の演出」ロバート・フラハティ《極北のナヌーク》《タブウ》《ルイジアナ物語》《アラン(部分)》。筒井武文監督の講義。 @京橋「映画美学校」。
(13:00/13:25-14:28/14:28-16:03/16:10-17:29/17:31-18:49)
《極北のナヌーク》
《タブウ》
《ルイジアナ物語》
筒井武文監督講義
- ロバート・フラハティ。エイゼンシュテイン。ジガ・ヴェルトフ。イギリスのドキュメンタリーの比較分析。
- 日本のドキュメンタリーは、PR映画と、ソビエト・イギリス経由の思考から出発している。
- 映画の話法とアングルの分析。標準的な、映像による物語の進め方が完成したのは、1930年代ハリウッド。フリッツ・ラングやラオール・ウォルシュによる、とのこと。
- 続けて見ると特徴がはっきりしてくる。ロバート・フラハティは、水底から何かが現れる、水面の輝き、動きに憑かれた映画作家だった。...付け加えるなら、軽いボートが水上を走るシーンを撮りつづけた人でもあった。「エスキモー」、「イヌイット」ではなく「ナヌーク」という人物を見た作家でもあった。
《アラン》(部分)
- 最終回といっても、一部補講残っている。
- 久間大臣発言で、スティーブン・オカザキ監督多忙を極め講義中止。
- 佐藤真さん、また過労のため休養。