「日本アンダーグラウンド演劇」山川三太資料編 3

木刻連環画『花岡ものがたり』(1951/1971/1981/1995)

  • 「花岡ぶし」
  • 金くそ
  • よろけ
  • はだかの娘コ
  • 病人までも
  • 七ッ館の落盤
  • たたかった朝鮮のひとがた
  • 勤労報国隊
  • 三本の汽車
  • 中国の人がたどうして花岡サきたか(一)
  • 中国の人がたどうして花岡サきたか(二)
  • 中国の人がたどうして花岡サきたか(三)
  • 鹿島組
  • 地獄作業
  • 一ぱいの水
  • 開墾
  • 毒草
  • うらぎりもの
  • やなぎの葉っぱ
  • 手をむすぶ
  • たたかいの唄
  • 爆音
  • ひみつの会議
  • 主力部隊
  • 勝利のちかい
  • スパイ
  • 総決起
  • かどでの血祭り
  • よいカントクは
  • 鉱山では
  • 竹やり
  • 朝鮮人
  • 山がりの訓示
  • いでたち
  • 獅子ヶ森へ
  • 獅子ヶ森の石合戦
  • その部隊長らは
  • たぬきじる
  • ひろばの拷問
  • 血だまり
  • 草だんご
  • 針がね
  • 死体
  • 白骨
  • 戦争はおわった
  • 立ちあがり
  • 戦争をたくらむ奴らは
  • めざめの唄
  • 先だちにならって
  • 骨箱
  • とむらい
  • ピストルと棍棒
  • こばまれたとむらいの言葉
  • 中国人民のいかり
  • わすれるな
      • 初版。1951/05
      • 中国版。1956/07
      • 完全復刻版。1971/10
      • 初版版木発見。1981/02
      • 無明舎版(完然版)1981/10
      • 御茶の水書房版(再版)1995/09
    • 『日立物語』/『ピカドン』/『常東ものがたり』/『花岡ものがたり』と、同系列の出版が続いた。
      • 上野英信/千田梅二『せんぶりせんじが笑った』 (1954)。短文と版画という形式。当時のアバンギャルド系の人達に衝撃を与えたとのこと。大本のモデルは、ブレヒトの四行詩と写真(?)の《戦争案内》らしい。※『花岡ものがたり』は抗日戦争中の中国の版画形式をまねたものとされているのだが。
      • 1955年。「現在の会」として、新書版で、文章+ビジュアルの新書版の本が刊行された。柏林書房。以下。