2008年 第14週。【¥67,223-】【東京チーム来札。電通札幌族。すすきのナイトクラブ。札幌フォークの面々。札幌の歌心。憂鬱な日曜ラジオ。コート丸洗い。歯の代金。】

カエラボクス


「高島易断総本部」が法外な金を騙しとる事件。「高島易断」という名前には、はっきりした所有権がないとか。いろんな易断があるらしい。/東大阪市の卒業ほやほや少年による岡山突落とし事件。/インドや中国の自動車メーカー、欧米の自動車企業買収。/年金名寄せ期限。/04/01 (Tue) 税制期限切れでガソリンの値段が下がる。未明から給油待ちの行列、というニュース。/03/31 (Mon) 中国の監督による記録映画《靖国》の封切りを前に、都内の映画館が次々上映取りやめを発表。全く意味不明。次のテーマは《倭人の事なかれ》だね。...大阪の十三、苫小牧の映画館が上映に名乗りをあげる。オトコだねえ。/「キッザニア」に「ペドフィリア」。/横須賀のナイジェリア国籍米兵がタクシードライバーを惨殺した事件。

歯の治療、一応手をつけた部分は最終段階。削った部分に人造の歯をつけなおすので、予想外の出費に。海外のメーカーが沢山入って来ているのに値段は上がっている。/サイト媒体のリニューアルに伴うもろもろ。ルールづくりや進行、アプリケーションの納品がギリギリになって、現場にかなりのプレッシャー。私の職分にはほとんど関係がないが。

「ラジオ(札幌/仙台/首都圏)」音が悪いけど、ポータルを HBC から STV に変えてみました。/03/28 (Fri) 姫神二世(星吉紀)『天∴日高見乃國(アマ∴ヒタカミノクニ)』“ヒタカ”日高:北海道の古称候補。日高見(ヒタカミ)と北上川(キタカミ)の名前の繋がり。/03/30 (Sun) STV 日高晤郎『北海道五十三次』再放送最終回。元北大総長。努力はしろ、自己評価はするな。成功は運が良かったから。自分が勉強して何かが上手く行くほど世の中甘くない。クラーク博士の台座にタバコの吸い殻すてやがって。面白い講義が無かったら辞めちまえ。頼んで入ってもらった覚えはない。未熟な講義も確かにある。...「日高晤郎」さんは聞き役だね。竹村健一さんは歳とってやたら聞き返すようになった。あるいは聞き出す技術か。/「♪ 03/30の日曜日。パリの朝に燃えた命一つ。フランシーヌ。」「フランシーヌの場合」新谷のり子、古賀力(つとむ)。/原稿読んでストリングを流すだけの番組。曇り日の部屋で聞いていると気が滅入る。/STV アイヌ語ラジオ講座。日曜日 07:05-07:19。クホプニ。ホプンパアシ。エホプニ。エチホプンパ。ポプニ。/03/31 (Sat)『月刊 梨田の話だ』現役監督のラジオ番組。/朝のSTVラジオ。時計台の鐘の音。ニッポン放送系。朝から討論やってるよ。/04/01 (Tue) STV ラジオの女性パーソナリティが、劇団千年王國の上演されたばかりの『花』の台詞を引用していた。これはすごいことじゃないですか。『アタックヤング』近藤麻智子さんか。

「札幌細見」03/28 (Fri) - 03/29 (Sat) 未明に小糠雪。冬に逆戻り。/ヨドバシで札幌の気取ったババアにハンドバッグで小突かれる。蹴飛ばしてやればよかったよ。...札幌のおばはんは人ごみのなかではバッグで周りの人を払う。口紅だけつけて怖い顔をした女性がいっぱいいる。/3月に10℃以上の日が続くのは、117年ぶりとか。/札幌液かけ。女性の服に漂白液などをかける春の通り魔。/きれいな脚だけど膝頭に傷がいっぱい付いている眼鏡OLさん。/04/01 (Tue) 一日中突風吹きまくる。/右だろうが左だろうが、曲がり角は角に沿ってぴっちり曲がる。いきなり曲がり角から飛び出てくるドサンコに注意。/頭を抱えて無理やり満員気味の地下鉄に乗り込んでくる若い男。/札幌のおやじ連中は歩く導線がおかしい。人の進行方向にフラーっとはいってくる。/春分の頃の「ゼップ札幌」のポスターがまだ貼ってある。「札ゼプ」はあまり活用されていない。/04/02 (Wed) 地下鉄で数分南下して「澄川」へ。手前の「南平岸」で皆降りる。場末の感じが濃い。でも殺風景なコンクリの駅にも「木村カエラ」のポスター貼ってある。大きなタヌキの像がある銭湯「澄川温泉」。ミニパトの目の前で信号無視して掴まる軽。迂闊過ぎ。/ご近所の「代々木ゼミナール」の地下食堂が一般人にも使える。定食 ¥390- と安い。あんまり混んでいない。ただし食券販売機が二台だけなので大行列ができる。 /ご飯に紅ショウガをのせて食べる人、ちらほら。/夕方5時に合同庁舎の郵便局の様子を見ようとしたら、玄関先で誰何された。職員が帰り始めているから入るなということらしい。表の階段から入れだの、もう終わっているだの。/夜。すすきの交差点を歩いていると、おもしろいコマソンが流れてくる。よく聞き取れないのだが、酒屋か何か。「♪しゃくやくちょこちゃんいっぱっちのケロケロケロ。」/すすきの。客引きがあんなにいっぱいいるのに、交差点北側では、結構通行人を監視している。煩い。/空気がタバコ臭い。どこかの分煙室でたまった煙をボワッと流してでもいるのか。

「北海道事情」北海道にも旧華族がいるらしい。/04/01 (Tue) オホーツクの方ではかなり積雪があり混乱。

「北海道の物産」「サッポロビールファクトリー・クリエーターズステージ」で見つけたもの。「うすはり(薄玻璃)」のコップ。北海道の焼物の大きめのぐいのみ(自然釉)。※北海道の陶芸にはあまりいいものは無いみたい。やはり古典的な形につくったものが良く見える。...いやしかし、江別市には「セラミックアートセンター」というのがある(野幌総合運動公園内)。煉瓦生産の窯業が土台にあるから、存在はするのだ。/木製の「卵」(起上がりこぼし?)。洞から頭を出すフクロウ。やや抽象処理。木のペーパーウェイト。モロ「柳宗理」の模倣だが、本物は出回っていないからいいかも知れない。急須(京都のものの摸作か)。李朝の古道具。

「デンツーの人」お尻のポケットに丸めたパンフレットをさして歩く。東京から来たスタッフも同じ。流行しているのか。/毎年八月頭に開催。「全日本ママチャリ12時間耐久レース@十勝インターナショナルスピードウェイ」に参加したそうだ。/お酒の席の話題が途切れないように頭をふりしぼっている。連想ゲームじみている。/「ホタテマン・安岡力也」が暇そうだから、北海道の道庁のコマーシャルに使えないか。そんな洒落は通じそうにないな。/某誌に、電子マネーの記事を書かせている。携帯で連絡とりながら内容をチェック。/引退した競馬馬の種付けを見ながらお酒が飲めるレストラン。精液がこぼれると手ですくって入れる。当て馬にも過去の名馬が使われる。/神奈川出身の人。学生時代遊ぶ金を稼ぐためバイトをいろいろした。乗用車の車内、エンジンルームの掃除。/売血しなければ食えない下層労働者の話。あいつら血を売って、その金でホルモンを食う。/裏町の話が好き。でも噂話程度。最近の様子は知らないらしい。/仙台の国分町の「たのしいお店サザエさん」の噂。横浜市長の悪口。同級生だとか。/「すすきの接待」接待というか自分たちも遊びたかったからなんだろうが、海鮮居酒屋と、ホステスさんのいるクラブみたいなところに行く。干した魚のお酒のアテのようなものとか、海老がうまい。ホステスさんとの遊び、ぬるい、というか何なのでしょう。どこが楽しいんでしょう。大阪出身のホステスさんからおいしいお好み焼き屋の情報を仕入れるが、そんなにおいしくない。店長さんと店員の女の子の醸す雰囲気がいいのか。/「東京の人間とは話が合わない」東京のスタッフ来札。スープカリーは「マジックスパイス」。ラーメンは「すみれ」がいいんだとさ。もう頭から決めつけている。/地元の代理店の人も話を合わせる。「あれしかないですね。でも味が変わったという話も聞きます。」/休憩時間に食べにいって、またデンツーマンが「マジスパ」の社長と30分話し込んで、仕事中に帰ってこない。変わった社長さんで、話があうんだろう。あるいは、ああいう店舗展開をする発想がデンツー的なんだろうか。ボケボケ写メールで社長さんの姿を見る。野球帽だよ。

「歌」北大近くのライブハウス「ローグ」。多分、50代のフォークの長津宏文、藤森かつおのお二人に、40代の元ビジュアル系バンドの草分(?)シェッターガリアのミミ山田。今は札幌からあまり出たがらない歌い手たち(藤森さんは体調が万全でないらしい)。趣味の問題もありますが、かなりいいです。/03/31 (Mon) エックスジャパンの武道館公演。時間遅延で始末書(あざとい)。朝からラジオで曲かける。/3月末から「木村カエラ」のビデオを流す「箱」が札幌の駅コンコースに設置。5月中旬にコンサート。...「カエラ・ヴィジョン」。/カラーボトル「グッバイボーイ」。/6月。アリヤミハルさんのニューヨーク録音の音源が日本国内発売決定とのこと。/ジョージ・ベイカー〈リトル・グリーン・バッグ〉...キムタクのCM以前に、映画《レザボア・ドッグス》でも使われた曲らしい。

「北都フォーキー」04/01 (Tue) の晩、すすきの交差点近くのビルに入っているCDショップにいったんですよ。「発見洞」さんという所なんですが、北海道各地のインディーズのフォークやらなんやらが棚いっぱい。商談中のマツダさんという、セーター姿のヒゲの巨漢店長さんとちょっと話したら、たちまち何十人もの歌手の名前が出て来て唖然。今、及川恒平さんが札幌に住んでいる(戻ってきている)とかで、ゆったりペースながら、40代50代の歌手が、何人も活動しているらしいです。才谷屋、LOG、楽天舎、小春南、くう などのライブハウス(才谷屋、小春南は飲食店)が拠点だそうです。さあ忙しくなってきましたよ。/...案内されて買ったもの他。浅井修平『遠い日を見つめてる』(2001)/KAZUYA『KAZUYA』(2003)/藤森かつお『午後のキリギリス』(1996/97)/V.A.『長津宏文 トリビュート The LOG』(2005)/河童。ムーニー。ハワイアンもどきもある。/『KAZUYA』を聞く。独特な声。皮肉な歌詞。ギターの刻み。「俺は愛だけに生きる貧乏なミュージシャン」という虚構、世界観を守ってわかりやすい。私より若干年上で気障っぽい感じに演出している。札幌の「歌心」というものを考えてしまう。

「本」すすきの。ロビンソン百貨店近くの「某書店」。バイト君が自分の旅ブログ話に熱中。「格好いい」「調子こいて言わしてもらうなら」が口癖。『深夜特急』のラストが格好いいそうな。札幌の居酒屋はあそこがいいんだそうな。聞き手役の学生がいて、とめどない。書棚内容は良い。「北の詩人」アンソロジーとか。/04/03 (Wed) 読売新聞記事。一時代を築いた「アンアン」の新書体タイポス。/石原完爾『世界最終戦争』新装版。

「劇」2008 第一四半期の「演劇」。見ごたえのあったものは、青年団『革命日記』と、未知座小劇場スタジオ・シェーマ『nest』。ただ、青年団のは改訂版で、今、そんなに迫ってくる題材ではないだろう。